日本では聞いたことがなかったけれど、アメリカに来てよく聞くようになった人も多いはず。
今回は、「クレジットスコア」について詳しくお話ししたいと思います。これを知っているかいないかで、アメリカ生活の豊かさがかなり変わってきます。
特に車や家、大きな買い物をする時!
初めて聞くという方向けに基礎的なことからお話ししていきます。
まず「クレジットスコア」とは、
=個人の信用度を数値化したものです。
アメリカでは、このスコアが金融取引や日常生活の様々な場面で重要な役割を果たしています。
クレジットスコアの評価のされ方
一般的なFICOスコアの範囲は300〜850点で、以下のように評価されます。
– 800点以上:優秀(Exceptional)
– 740-799点:非常に良い(Very Good)
– 670-739点:良い(Good)
– 580-669点:普通(Fair)
– 580点未満:要改善(Poor)
クレジットスコアが影響する場面とは?
1. ローン金利:
一般的によく言われるのは、車や住宅購入の場合にローンの金利が変わってきます。
例えば、
30年固定住宅ローン(借入額20万ドル)の場合
– スコア760-850だと、
年利3.307%(月々877ドル)
– スコア620-639だと、
年利4.869%(月々1,058ドル)
30年間の総支払額の差は、なんと約6.5万ドルにもなります!
2. クレジットカード審査
そしてそもそもクレジットカードを持つ場合にも、スコアによって審査の通りやすさが変わります。これも一般的な例ですが、スコアの違いでこんなに変わります。
高スコア(740以上):
プレミアムカードの承認率90%以上
低スコア(580未満):
一般カードの承認率30%未満
3. 雇用
Society for Human Resource Managementの調査によると、求職者の47%がクレジットチェックを受けるそうです。なんと2人に1人。必ずではありませんが、破産歴や、クレジットスコアにより就職活動に影響が出ることはあるそうです。特に金融機関や証券会社、公務員など、割とお堅い職業へ就職活動では良いに越したことはなさそうですね。
4. 賃貸契約
家を買わず、レンタルの場合もクレジットスコアは関わってきます。TransUnion調査によると、家主の90%以上がクレジットスコアを確認しているそうです。駐在で渡米したが、クレジットスコアがないため、デポジットを多めに払うことになったというのはよく聞く話です。
クレジットスコア向上のための具体的な方法
では、クレジットスコアを上げるためにどうすれば良いのでしょうか?これは、信用の度合いということで一気に上がるものではありませんが、あげやすくなる方法をいくつかご紹介します。
1. こまめに支払う
支払い期日を1回も遅れずに守る
👉12ヶ月で平均40点上昇
2. クレジット利用率
利用率を30%未満に抑える
👉6ヶ月で平均30点上昇
3. クレジットヒストリー
最も古いアカウントを維持する
👉年間で平均10点上昇
4. クレジットカードを複数持つ
異なるタイプのクレジットを持つ
👉1年で平均20点上昇
そしてこれらのポイントはどれぐらいの割合で重要視されるかというとFICOスコアの場合は、以下の通りです。
– 支払い履歴:35%
– 負債額:30%
– クレジットヒストリーの長さ:15%
– 新規クレジット:10%
– クレジットミックス:10%
信用度合いを図るものなので、当たり前ですが、根本的には、使う⇄払うをこまめに行うことがもっとも重要なことですね!
最後に、オンラインで見つけた具体的な改善例をご紹介します。
Aさん(30歳)の場合: 初期スコア:620点
– 6ヶ月間の改善策:
1. すべての支払いを期日通りに行う
2. クレジットカードの利用率を50%から20%に削減
3. 古いクレジットカードを解約せずに維持
→結果:スコアが680点に上昇(60点アップ)
このスコア向上により、Aさんは年利の低い住宅ローンを組むことができ、30年間で約3万ドルの利息を節約できることになったそうです!これはすごいですよね!
まとめ
日々のお金の使い方によってクレジットスコアは変わるため、コツコツ上げる努力をしていくのみ!お得なポイントやマイルなどが貯まるカードもありますので、ぜひ有効に活用していきたいところですね。また、多くの銀行やクレジット会社が、無料のサービスでクレジットスコアのチェックや改善アドバイスを提供していたりもしますので、ぜひアプリなども活用してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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