こんにちは!在米女性のためのお金の知識を発信しているともえです。
アメリカに来てから、学校から「現金ではなくてチェックを提出してください」と言われたり、初めての職場で「VOIDチェックを提出してください」なんて言われたりして、「え、チェックって何?どうやって使うの?」って戸惑った経験、ありませんか?
私も最初はなんのことやら「はて?」でした。日本では馴染みんおないチェックも、アメリカではまだまだ主流なんですよね。特に役所や学校などの公的機関ではよく使われます。今日は、チェックに書かれている番号の見方から、よくある失敗例、注意点まで、詳しく解説しますね。
チェックの下に並ぶ3つの番号|それぞれの役割を解説
チェックの下部を見ると、なんだか数字がいっぱい並んでいますよね。実はこれ、3つのグループに分かれていて、それぞれ大切な役割があるんです。

左から順に:
- ルーティング番号(Routing Number):9桁・あなたの銀行を特定する番号
- アカウント番号(Account Number):長めの数字・あなた個人の口座を特定する番号
- チェック番号(Check Number):短めの数字・そのチェック自体の番号
ちょっと難しそうに聞こえますが、一つずつ見ていけば大丈夫です!
ルーティング番号とは?どこに書いてある?
ルーティング番号(Routing Number / ABA Number)は、簡単に言うと「あなたの銀行の住所」みたいなものです。この9桁の番号で、アメリカ中にある無数の銀行の中から、あなたの口座がどの銀行にあるのかを特定できるんです。
場所:チェックの左下、一番左側の9桁の数字
こんな時に必要になります:
- 給与の直接振込(Direct Deposit)の設定
- 光熱費などの自動引き落とし(Auto Pay)設定
- VenmoやZelleなどの送金アプリに銀行口座を登録する時
- IRS(税務署)からの還付金を受け取る時
【よくある失敗①】ルーティング番号とアカウント番号を逆に入力してしまう
これ、本当によくある間違いです!私も一度やってしまって、給与振込が遅れたことがあります。ルーティング番号は必ず9桁、左側の数字です。アカウント番号は通常それより長いので、桁数で確認するのがコツです。
【よくある失敗②】同じ銀行でも地域によってルーティング番号が違う
実は、大手銀行では州や地域によってルーティング番号が異なる場合があります。ネットで「Bank of America routing number」などと検索すると複数出てくることがありますが、必ず自分のチェックに書かれている番号を使ってください。
アカウント番号とは?個人情報として扱うべき理由
ルーティング番号が銀行を特定する番号なら、アカウント番号(Account Number)はその銀行の中での「あなただけの口座番号」です。この番号で、銀行はあなたの口座にお金を入れたり、引き出したりします。
みるべきところ:ルーティング番号の右側にある、比較的長い数字です!
【重要】ルーティング番号は公開情報、アカウント番号は個人情報
ここが勘違いしやすいポイントです。ルーティング番号は公開情報なので、知られても問題ありませんが、アカウント番号は個人情報です。クレジットカード番号と同じくらい大切に扱ってください。
【よくある失敗③】SNSやメールでアカウント番号を安易に送ってしまう
「番号教えて」と言われて、安易にメールやテキストメッセージで送るのは危険です。特に、知らない相手や怪しいメールには絶対に教えないでください。本当に必要な場合は、VOIDチェックを郵送するか、安全な方法で共有しましょう。(VOIDチェックについては後半で詳しくお話しします。)
チェック番号(Check Number)の役割
チェック番号は、そのチェック自体を識別するための番号です。「私はチェックブックの101番目のチェックです」みたいな感じですね。
みるべきところ:チェックの右上隅、または下部の一番右側(通常は最も短い数字)
これは主に自分が使ったチェックを管理するためのもので、銀行のステートメントと照合する時などに便利です。オンラインバンキングで「Check #1025が換金されました」といった通知が来ることもあります。
チェックが手元にない時の番号確認方法
「番号を確認したいけど、チェックブックが見当たらない!」そんな時も大丈夫。いくつか確認方法があります。
1. モバイルバンキングアプリを確認(最も簡単)
今の時代、ほとんどの銀行がアプリを提供していますよね。(オンラインバンクであればそもそもチェックがないということもあります。)アプリにログインして、アカウント情報やAccount Detailsのページを見れば、ルーティング番号とアカウント番号が載っていることが多いです。私もよくこの方法で確認しています。
2. 銀行のステートメント(明細書)をチェック
郵送される銀行の明細書にも記載されています。ただし、セキュリティのため、アカウント番号の一部が「XXXX」のように隠されている場合もあるので注意してください。
3. 銀行に直接問い合わせる(確実な方法)
どうしてもわからない時は、銀行の窓口に行くか、電話で問い合わせるのが確実です。本人確認が必要になりますが、教えてもらえます。
【よくある失敗④】オンラインバンキングで見つからないと諦める
銀行のウェブサイトやアプリでは、メニューの場所が分かりにくいことがあります。”Account Details”、”Routing & Account Numbers”、”Direct Deposit Info”などの項目を探してみてください。それでも見つからなければ、チャット機能で質問すると早いです。
VOIDチェックとは?作り方と提出時の注意点
学校や職場から「VOIDチェックを提出してください」と言われることがありますよね。最初、私も「何それ?」って思いました。
VOIDチェックの意味と目的
VOIDチェック(Voided Check)とは、チェックに大きく「VOID」と書いたもののこと。これは「このチェックは無効です。お金を引き出すためには使えません」という意味です。
相手側はあなたのルーティング番号とアカウント番号を確認できますが、そのチェック自体でお金を引き出すことはできません。給与振込の設定などでよく使われる安全な方法です。
VOIDチェックの正しい作り方
- 通常のチェックを1枚用意
- 黒いペン(ボールペンや太ペン、消せないペン)で、チェックの真ん中に大きく「VOID」と書く
- 金額欄や日付欄、署名欄には何も書かない
- それを提出またはスキャンして送信
【よくある失敗⑤】VOIDと書いた後に署名してしまう
VOIDチェックには署名や日付、金額などを書いてはいけません。VOID以外は完全に空白のまま提出してください。余計なことを書くと、無効にならない可能性があります。
【よくある失敗⑥】VOIDチェックの代わりに使用済みチェックのコピーを提出
使用済みチェックをコピーして提出するのは避けましょう。金額や受取人の情報が残っているため、セキュリティ上よくありません。必ず新しいチェックにVOIDと書いたものを使ってください。
Direct Deposit(給与直接振込)設定の注意点
アメリカでは、給与を銀行口座に直接振り込んでもらうDirect Depositが一般的です。設定時には以下の情報が必要になります。
必要な情報:
- ルーティング番号(9桁)
- アカウント番号
- 口座の種類(Checking / Savings)
【よくある失敗⑦】CheckingとSavingsを間違える
給与振込は通常、Checking Account(当座預金口座)に設定します。Savings Account(貯蓄口座)を指定してしまうと、引き出し回数制限に引っかかる可能性があります。迷ったら、チェックが発行されている口座はCheckingです。
【よくある失敗⑧】番号を入力する際にスペースやハイフンを入れてしまう
オンラインフォームで番号を入力する際、スペースやハイフンは入れないでください。数字だけを続けて入力するのが正解です。チェックに印刷されている記号(⑆や:など)も入力しないように注意しましょう。
セキュリティ対策|チェック情報を守る方法
使用済みチェックは必ずシュレッダーで処分
使い終わったチェックや間違えて書いたチェックは、そのままゴミ箱に捨てないでください。アカウント情報が記載されているため、必ずシュレッダーにかけるか、細かく破いて処分しましょう。
チェックブックは安全な場所に保管
チェックブックは、家の中でも安全な場所に保管してください。車の中や持ち歩くバッグに入れっぱなしにするのは危険です。
定期的に銀行のステートメントを確認
不正使用を早期発見するために、月に一度は必ず銀行のステートメントをチェックしましょう。身に覚えのない取引があればすぐに銀行に連絡してください。
まとめ
- ルーティング番号(9桁)は銀行を特定、アカウント番号は個人口座を特定
- ルーティング番号は公開情報、アカウント番号は個人情報として扱う
- VOIDチェックは「VOID」と書くだけで、署名や日付は不要
- 番号の入力時は、逆に入れない・スペースを入れないに注意
- セキュリティ対策として、使用済みチェックはシュレッダーで処分
私はアメリカ移住で「見た目は大人!頭脳は子供!」(当たり前のことができない、わからない。)そんなことばかりで、ずっと「こんなこともわからないのか。」「こんなこともできないのか。」とアメリカ生活でないない探しをしていました。誰も教えてくれない。でも今更聞くのも恥ずかしい、失敗して初めて気づく。
そんな繰り返しの中で自己肯定感が削られていきました。でも、「難しそう」と思っても、ちゃんと教えて貰えばわかるんです。実際に使ってみると意外と簡単なんです。そして少しずつでも知っている、わかる、できる、が成功体験として達成感になっています。
アメリカに来てつまづく代表選手、「Check」あなたの“できた”の助けになれれば嬉しいです。


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